「東根さくらんぼ」の出荷基準
「東根さくらんぼ」の出荷規格は「秀・L」以上。
東根さくらんぼのブランドを守るべく、栽培基準の他、出荷基準を定めています。東根さくらんぼは、東根市及び隣接市町の一部で栽培されたさくらんぼのうち、下記の等級・サイズを満たしたものだけが出荷されるため、東根さくらんぼを選ぶことで高品質なさくらんぼを手にすることができます。
東根さくらんぼの出荷規格は、「秀・L」以上とし、出荷規格を満たさないものは、東根さくらんぼとして出荷できません。

品質を守る等級
着色割合で決まる等級。品質を守るための大事な基準です。
果樹王国ひがしね6次産業化推進協議会では、消費者の方へ高品質なさくらんぼをお届けするため、細かくさくらんぼの状態を基準化し、「秀」「優」「良」にランク分けしています。そのうち、東根さくらんぼとして出荷されるのは、一番上の基準である「秀」のランクのものとなっています。着色面積は70%以上で色の目安は写真のとおりとなります。


直径で決まるさくらんぼのサイズ
さくらんぼのサイズは重さでなく直径でサイズ選別
収穫されたさくらんぼは、一粒ずつ品質を確認し選果されます。着色面積の基準だけでなく、大きさも基準プレートというサイズごとの複数の穴が開いたプレートを用いて大きさをはかりながら選果しています。山形県で生食で出荷されるさくらんぼはM玉(19mm)以上とされていますが、東根さくらんぼはL玉(22mm)以上のものだけが出荷されます。大きさは直径がちょうど5円玉と同じサイズとなっています。


「東根さくらんぼ」の栽培基準
「東根さくらんぼ」の栽培にあたっては、次の事項に努めるものとしています。
① 植栽本数は、園地10アールあたり10〜15本ほどとする。
② 割果を防止するため、雨除け施設などを用いて栽培する。
③ 野鳥等から果実を守るため、雨除け施設などの側面に防鳥ネットを張る。
④ 果実の着色を促進するため、樹の下に反射シートなどを敷設する。
⑤ 果実の肥大を促進するため、摘芽・摘果・摘葉を行う。
「東根さくらんぼ」が出荷されるまで
さくらんぼ生産カレンダー(露地もの)
5月上旬



